【 Edwardian Script 3 】milgrain Sanple Plate Burin Hand Engraving ロープ 彫金 彫刻 サンプル プレート ミルグレイン

彫刻

文字彫り見本に使うサンプルプレートを製作していきます
少しずつアップしていきます

今回はミルグレイン(ミル打ち)です

赤タガネをミル打ち仕様に改造しており、
0.2mm位の玉ができるようにしてあります

リングの側面やダイアモンドを
覆輪留めした端へ打つ事が多いです

ミルグレインを施すとキリッと締まりつつ、
どこか柔らかく上品な表情を添える事ができると思います

ミルグレインの手法も2通りあります。
古代エトルリア人が開発したミルグレインと、
20世紀初頭アールデコ期に生まれたミルグレインです。

古代エトルリア人が開発した方は粒金と呼ばれ、
主役となる極小の芥子粒を作って
それを溶接しております。
幾何学的な配置により非常に見応えのある手法です

一方、ミルタガネによるミルグレインは、
補助的な役割を果たす事が多いです。
覆輪留めしたダイアモンドの縁や、
リングやペンダントの縁、
アールデコ期のジュエリーには
そこかしこに装飾してあります。

手間や技術力が必要な分、
高貴な作品に見られる事が多いです

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